■平成7年3月20日にオウム真理教信者が、都内の地下鉄車内で散布した化学兵器は何でしょう?
→答え
「サリン」です。
オウム真理教の信者が首都東京を混乱に陥れることを目的に、朝の通勤時間帯に、営団地下鉄(現在の東京メトロ)の地下鉄車内で、化学兵器のサリンを散布しました。犯行現場となったのは丸ノ内線、日比谷線の2編成、千代田線1編成の計5編成の車内。乗客や駅員ら13人が死亡、約6300人が負傷、無差別テロとして社会を震撼させました。首謀者の教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)のほか約40人の信者が逮捕されました。
……続きは3月号特集「平成の"警察史"事件・事故編」でどうぞ。
■一般国民が新年に皇居に出向いて記帳し、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事を何というでしょう?
→答え
「一般参賀」です。
一般参賀は、昭和23(1948)年元旦に一般国民が正門を渡って鉄橋前で記帳したのが始まりです。この日は推定で6〜7万人が記帳して坂下門から退出しました。翌2日には13〜14万人が訪れ、昭和天皇は庁舎の屋上から帽子を振って応えられました。昭和26年からは庁舎中央玄関のバルコニーに立たれ、現在の宮殿が完成した昭和44(1969)年に6年ぶりに一般参賀が行われて以降、現在の形式になりました。この時、パチンコ玉が撃ち込まれる事件があり、長和殿のお出ましのバルコニーに防弾ガラスが入れられました。
……続きは3月号連載「皇室と日本」でどうぞ。
●今号の特集は「平成の"警察史"事件・事故編」です。ぜひご一読ください!